ありがとう熊さん

食品スーパーのおやじが、生き方について辛いことも楽しいことも含めて、心を込めて書かせてもらいました。

Dr.ヒロさんの催眠商法についての解説動画・・・決して他人事ではない話

昨日の夜、Dr.ヒロさんが催眠商法の解説動画をあげてくれました。

とても分かりやすい動画になっています。

ちなみにYouTubeの検索窓に催眠商法と打ち込むと上位に入っています。

昨日あげたばかりなのに、反響も大きいようですね。

そもそもヒロさんはどうして催眠商法の動画をあげてくれたのか?

僕のブログの読者の方がヒロさんのファンで催眠商法をリクエストしてくれたようです。

それだけではなく、ヒロさん自身も催眠商法には嫌な思い出があるとか

それは、昨年おばあちゃんを亡くされたそうで、おばあちゃんは通帳を一人で管理していたそうで、亡くなってから催眠商法の被害に家族が気付いたとか。

毎月50万円前後の引き出しが続いていたとか。

なので他人ごとではないという気持ちがあり、今回の動画での注意喚起につながったようです。

こうして催眠商法の被害に気付くのは家族からである場合がほとんどです。被害にあっている本人は気づかないことがほとんどなのです。

特に30代40代の方は親が催眠商法のターゲットになる年代になっています。

本人に行く気がなくても友達に誘われたりもします

誰もが自分は騙されない。絶対に大丈夫と思っているのですが、その独特なムードに酔わされてまさに催眠にかけられたように老後の資金を吸い取られるのです。

その具体的な手口を動画で紹介しています。

僕も催眠商法反対の立場でテレビや新聞から取材を受けたことがあるのですが、その時に聞かれるのが

「それって何が悪いことなのですか?」という質問です。

お年寄りは自分が稼いだ金を何に使おうと自分の勝手だと思っています。

確かに何に使おうと勝手ではありますよね

パチンコに使おうと、競馬に使おうと、風俗に使おうと・・・

で、さらに催眠商法は違法ではなく合法なのです。

客は説明をしっかりと聞いて、商品に納得をしたうえで、自分の判断で商品を買っているのです。

きちんとした商取引です。

たしかにぼったくり価格ではあるものの、例えば1万円で仕入れた宝石を20万円で販売してもそれが業者の自由で、そこに客が納得しているなら違法性はありません。

さらに催眠商法は社会的に孤立をしがちなお年寄りの貴重な娯楽の場となっています。

こういったことから「それのどこが悪いのですか?」と聞かれると僕の中でも戸惑いがあるのです。

何もかも100%悪だと言えないもどかしさ。

でも僕は反対の立場にいます。

自分がしてきたことを見つめなおすと、仮に自分の親が同じ目にあっていたとするならばと考えるのです。

いくらお年寄りが納得をしていても、家族からしてみれば決して感じのいいものではないと思うのです。

催眠商法は身近な住宅街で白昼堂々と営業をしています。

世間の無関心をいいことに、そこにのめりこむお年寄りから大事な資産を吸い取っています。

ぜひ今回のヒロさんの動画が拡散して世間の監視の目が強まることを祈ります

 


催眠商法の手口と対策を徹底解説!【あなたの親を狙う悪徳商法】

 

ヒーロー見参!Dr.ヒロさんの動画で紹介される予定

一昨日のことなんだけど、YouTubeをやっている男性からブログのお問い合わせフォームを通じて連絡が入ってきた。

主にマルチ商法について発信をされている方だ。

マルチ商法?僕は催眠商法の会社の元従業員だけれど、何か共通したものはあるのだろうか。

共通したものがあるとするならば世間からあまりいい目で見られていないこと。

「騙された」「被害にあった」とかの声も聞くしね

で、興味がわいたので動画を見て見ることにした。


【悪用厳禁の名著】『説得の心理技術』を元マルチ商法の教祖が解説

 

マルチ商法催眠商法も共通する部分は

自分を信じてもらうためにはどうすべきかに注力している点だろう。

マルチ商法催眠商法も人に与える印象をとても大事にしている

「この人の言うことなら信用が出来るわね」と思わせるにはどうすればいいかをいつも考えているんだと思う。

「この人、とても親近感があっていいわね」と相手との距離を詰めていくにはどうするべきか?をいつも考えている

そんなマルチ商法の動画を上げているDr.ヒロさんから私が書いた「あやしい催眠商法だましの全手口」を読んで興味をもったので紹介して欲しいと依頼があった。

もちろん「喜んで受けますね」と返事をした。

 

 

今週に動画がアップされるらしい。とても楽しみ

職の入り口を後になって変えるのは困難なものになりがちである

学校を卒業して、最初に入った会社を辞めることにした。理由は、「もっと自分に合う仕事があるかも知れない」と思ったからだ。
辞めた後、「さてどうするか?」と悩んだ。これと言ってしたい仕事はなかったからだ。しかし、子供の頃からの夢はあった。社長になることだった。
何か取り柄があるわけでもなく、まとまった資金があるわけでもない私は、出来るだけ簡単に社長になれる道はないものかと求人誌を見ながら考えた。
そこで候補に挙がったのが防水の職人の仕事だった。様々な会社が将来は独立可能というフレーズで人を募集していた。「これだ。これこそ私が探していた道だ」と思った。
手に職をつけて独立。他の業種に比べて開業資金は少なく済みそうだった。腕が良ければ親会社から仕事をもらえる。そんな独立だった。
さっそく、どの会社にしようか考えた。そこで気になったのが「独立可能」というフレーズで募集をしている会社は日給月給といって、非正規雇用の会社がほとんどだったことだ。
社員ではなかった。逆に社員募集の会社の求人を見ると「将来の幹部候補生」として募集をしているので、独立をさせるような会社ではないと思った。
ここで悩んだ。社員の方が将来は安定できそうだ。しかし、非正規のアルバイトの方が、将来独立の夢を描きやすそうだ。私は悩んだ末に非正規雇用の会社に入ることにした。
正規雇用の会社に入ってすぐ、親会社の社員が現場の責任者をしているところに配属された。
そこの責任者である社員さんと仲良くなり、給料の話をした。社員さんは入社して5年で、月給は二十五万円だった。色々引かれて手取りは二十万円あるかないかだと言っていた。私はどことなく申し訳ない気持ちになった。
なぜなら、私は日給1万四千円だったからだ。月に二十五日働くとして三十五万円だった。しかも税金は、自分で税務署に申告して払うというスタンスだったのでほぼ全額が手渡しで貰えた。
私は、自分の選択が正しかったと喜んだ。給料が社員より多く、しかも独立可能だったからだ。
しかし、職人の世界は厳しかった。簡単な仕事ばかりさせられて難しい仕事はなかなかさせてもらえなかった。職人は経験が物を言う世界だが、その経験がなかなかさせてもらえなかったのだ。
この経験値を一気に上げる方法は現場の責任者になることだった。責任者になれば自分で、作業内容を決めることが出来るからだ。
しかし、この現場の責任者になるにはある程度、周囲に認めてもらう必要があった。私にはそれが出来ずに5年の歳月が流れた。
そこで気になったのが、親会社の社員は大して経験がないのにもかかわらず、現場を任せられていることが多いことだった。
5年経っても簡単な仕事から抜け出せない私に対して、社員のほとんどは入社して半年で現場を持たせてもらっていた。そこで、苦労しつつも一人前の職人に育って行くように思えた。
早く仕事を覚えて一人前になりたい私は、とても悔しかった。職人になった最初の理由は独立だったのだが、もう独立よりも、周囲に認めてもらえる職人になることの方が大事になっていた。
ある日、仲良くなった社員の先輩に、「社員さんって入社してすぐに現場を任せてもらえていいですね」と言った。
すると、「お前も社員になったらいいのに。そしたらすぐに現場を持たせてもらえるよ。少々不器用でも、社員として育てたいという会社の考えがあるから間違いないよ」と言ってくれた。
私は親方に相談した。「親会社の社員になりたいのですが・・・」親方は断った。「なぜなら私は親方が求人を出して、面接をして雇った人間だからだ。それなのに、社員として雇っている親会社がいいと言って簡単に異動されたら親方としての立場がないということだった。
確かに逆の立場なら私もそう思うだろうと思った。ここで、私は入り口を間違えていたと後悔した。